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帝国ホテル 東京 伝統とおもてなしの130年余

開業以来130年余、ハードからソフトに至るまで最高峰の格式を誇る日本を代表するホテルであり続けている帝国ホテル。それは、それぞれの時代のスタッフがゲストのことを第一に考え、試行錯誤を重ねてきた歴史の上に築かれていたものでした。



賓客を招くために生まれた迎賓館
 帝国ホテルが誕生したのは明治23年(1890)のことだ。近代国家として欧米諸国と対等な外交関係を築いていくための拠点として、当時外務大臣だった井上馨が渋沢栄一や大倉喜八郎に協力を仰ぎ、日本の迎賓館としての役割を担って、開業に至ったのである。
 歴史を紐解くうえで欠かせないのが、最先端の設備や流行を取り入れて建設されたホテルの建築である。初代はドイツの建築を学んだ建築家・渡辺譲によって設計された、ドイツ風ネオ・ルネッサンス様式の建築だった。なお、すぐ隣には井上が建設を進めた「鹿鳴館」があった。井上が帝国ホテルを鹿鳴館とともに賓客を接遇する場として、いかに重視していたのか、わかるだろう。


“東洋の宝石”の宝石と称えられたライト館
 そして、大正12年(1923)に完成した2代目の建物は、日本の建築史にその名を残す傑作として知られる。20世紀を代表するアメリカ人建築家、フランク・ロイド・ライトの設計で、“ライト館”の名称で親しまれ、その美しさから“東洋の宝石”と称された。特に、幾何学的な造形を多用したデザインは驚きをもって迎えられた。ライトが壁面などに活用した大谷石や、表面にひっかいたような模様があるスクラッチタイルは建築界でも注目を集め、その後の日本人建築家が盛んに用いるようになった。
 ライトのこだわりは建設費の高騰を招いて建設途中で設計者を解任される事態となり、以降は弟子にあたる遠藤新が建設を引き継ぐ形となった。そんな中、大正12年(1923)9月1日の落成式直前に、帝国ホテルは関東大震災に見舞われる。周囲の建築が次々と倒壊、焼失する中で、ライト館の損傷は軽微で、堅牢な造りを実証した。かくして、設計者としてのライトの名声は高まることになった。デザイン面でも、技術面でも評価されたライト館は、帝国ホテルの信頼を一層高めた立役者と言っていい。
 昭和42年(1967)に惜しまれつつも幕を下ろしたが、中央玄関が愛知県犬山市の「博物館明治村」に移築された。また、昭和45年(1970)に開業した3代目となる現本館中2階にあるメインバー「オールドインペリアルバー」にはライト館時代の壁画やインテリアの一部が残されており、館内を散策しながら歴史の断片を探してみるのも面白い。


VIPから愛され続けるおもてなし
 一度でも泊まった人を虜にする理由は、エレベーターの中に飾られたバラの生花にはじまり、細部まで行き届いたおもてなしの数々だろう。
 明治43年(1910)から開始したランドリーのサービスは、日本のホテルでは初の取り組みで、海外から長旅で訪れる宿泊客を想定し、館内に“洗濯部”を設けたのが始まり。ソース類のしみ抜きなどに独自の方法を次々に生み出したほか、多種多様な衣装にも対応できるよう、その技術を向上させ、現在に至るまで高い評価を得ている。キアヌ・リーブスが作中にアドリブでその名を出すほどのファンだというのも有名な逸話である。
 レストランで供される食事もまた、海外の賓客たちの心をつかんできた。著名人の名を冠したメニューもある。例えば、「海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風」は、エリザベス女王来日に合わせて考案されたもの。魚介が好きな女王のために作られた料理を女王はいたく気に入り、以来、「レーンヌ・エリザベス」の愛称で親しまれている。
 「シャリアピンステーキ」は歯痛に悩むロシア人オペラ歌手・フョードル・イワノビッチ・シャリアピン氏のために考案された、柔らかいランプ肉のステーキ。すき焼きに着想を得て、玉葱に漬け込み柔らかく仕上げたこのステーキを、シャリアピン氏は大変喜んだという。これらは今も、タワー館地下1階の「ラ ブラスリー」で味わうことができる。


日本のホテルの歴史を物語る
 帝国ホテルは、それぞれの時代のビッグイベントにも密接にかかわってきた。なかでも、昭和39年(1964)に開催された東京オリンピックは、第二次世界大戦に敗れた日本の復興を象徴するイベントである。海外から訪れる選手や関係者を出迎えるべく、選手村で提供される料理の指揮をとった一人が、後に帝国ホテル初代総料理長となる村上信夫氏だ。
 約60万食をスムーズに提供するため、村上氏は日本中から集めた料理人にその技を惜しげもなく伝えたほか、食材の冷凍技術の開発にも心血を注いだ。この時に村上氏から料理のいろはを学んだ料理人は多く、日本における西洋料理文化の発展にも大きく貢献した。
 帝国ホテルの歴史は、まさに日本のホテルの歴史そのものなのである。


帝国ホテル 東京の伝統とおもてなしの歴史を感じられる読者限定プラン実施中!
 そんな帝国ホテルの歴史を体感できる、ノジュール読者限定イベントを開催する。帝国ホテル 東京の歴史探訪ツアーや、来年3月末まで利用できる特別な食事プランをご用意。ぜひこの機会に、帝国ホテル 東京の歴史とおもてなしをご体感あれ。

【読者プラン①】1964年東京五輪の復刻ランチ付き!帝国ホテルの歴史探訪ツアー

ホテルスタッフが語る歴史の数々を聞きながら、「ライト館」時代の壁画が残る「オールドインペリアルバー」や、ライトにまつわる資料が展示された「インペリアル タイムズ」を見学できるツアー。最後に本館17階の「インペリアルラウンジ アクア」で、1964年東京五輪の際の選手村食堂で提供されていた料理を現代版にアレンジしたランチを味わいます。
⇒定員に達したため、受付を終了しました

[開催日時]10月4日(火)、10月25日(火)、11月24日(木) 10時45分~14時(予定)
[集合場所]帝国ホテル 東京 本館 17 階ホワイエ
[定員]20名(1名でのご利用も可、最少催行人数 8名、先着順)
[参加費]10,000円(税・サ込)※ウェルカムドリンク、昼食代、ガイド料含む ※当日支払
【イベントの流れ】
(10:45)本館17階集合→「オールドインペリアルバー」→アーカイブ展示スペース「インペリアル タイムズ」→「インペリアルラウンジ アクア」個室で選手村食堂復刻メニューの昼食(14:00)

【お申込み受付期間】2022年9月9日(金)11時30分~開催日の3日前まで ※各回、定員に達し次第終了
お申込みはお電話で:下記へお電話のうえ、参加希望日と「ノジュール読者イベント」であることをお伝えください。
☎03-3539-8186(インペリアルラウンジ アクア直通 ※11時30分~20時)

【読者プラン②】帝国ホテルの歴史を感じるメニュー「伝統のフルコース」(~2023年3月末まで)
著名人ゆかりのメニュー「海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風」「シャリアピンステーキ」のほか、テリーヌ・トラディションやダブルビーフコンソメスープなどの伝統メニューを特別にフルコース仕立てにした「伝統のフルコース」。ランチでもディナーでも、来年3月末まで読者限定価格でお楽しみいただけます。


[実施期間]9月1日(木)~ 2023年3月31日(金)
〈火~土曜〉11時30分~14時LO、17~21時 LO 〈日曜・祝日〉11時30分~20時LO
※月曜定休(祝日の場合は営業、翌火曜休となり、日曜は火~土と同じ、月曜は11時30分~21時となる)
※除外期間:12月23 日(金)~25 日(日)、 12月31日(土)~2023年1月3日(火)、特別催事期間
[場所]帝国ホテル 東京 タワー館地下1階「ラ ブラスリー」
[料金]10,000円(税・サ込)
※1名でのご利用も可 ※食事のみ(ガイドなし) ※当日支払

【お申込み受付期間】 8月31日(水)11時30分~ 2023年3月31日(金)10 時 ※当日予約可
お申込みはお電話で:下記へお電話のうえ、希望日と「ノジュール読者限定プラン」であることをお伝えください。
☎03-3539-8073(ラ ブラスリー直通 ※ 11時30分~20時、月曜定休)

【読者プラン③】バイキング発祥の帝国ホテルで味わうブフェ(~2023年3月末まで)
日本初のブフェレストランとして誕生した「インペリアルバイキング」を継承しているレストランで、ランチおよびディナーブフェを読者専用料金で利用できます。


[実施期間]9月1日(木)~2023年3月31日(金)
※除外期間:ランチ12月23日(金)~25日(日)、2023年1月1日(日)~3日(火) ディナー12月23日(金)~2023年1月3日(火)
[場所]帝国ホテル 東京 本館17階「インペリアルバイキング サール」
[料金]<ランチ90分> 平日11時~8,700円、13時30 分~8,500円/土・日曜、祝日13時30分~11,000円 
<ディナー120 分> 平日17時30分~20時のうちご希望のお時間10,000円/土・日曜、祝日17時~20時のうちご希望のお時間12,000円
※いずれも税・サ込 ※食事のみ(ガイドなし)※ 1 名でのご利用も可 ※当日支払

【お申込み受付期間】 8月31日(水)11時30分~2023年3月31日(金)10 時 ※当日予約可
お申込みはお電話で:下記へお電話のうえ、希望日と「ノジュール読者限定プラン」であることをお伝えください。
☎03-3539-8187(インペリアルバイキング サール直通 ※11時~20時)