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100均+〝ほったらかし〟で
ラクにキレイに大そうじ。
文=編集室りっか 写真=中林 香
さあ、100均グッズを使いこなして、今年の大そうじに取り掛かりましょう。
まずはどこから、どんな順序で行うのが効率的か。
家事えもんさんお得意の“ほったらかし”との合わせ技で、ラクに楽しくキレイにする極意を教えてもらいました。
新しい年を
きれいな住まいで
過ごすためにいよいよ12月。大そうじの季節がやって来ました。年の瀬に1年の汚れを落とし、きれいな家に年神様をお迎えしたいものです。新型コロナウイルスで自宅にいる時間が長くなり、わが家への関心が高まった2020年。来年こそは良い年になりますように、との願いを込めて、わが家の大そうじに取り掛かりましょう。
前回は〝こそうじ〞として、冷蔵庫やキッチンのシンク、電子レンジ、窓の網戸や洗面台などをかんたんにきれいにする技をお伝えしました。今月の大そうじでは、お風呂、キッチン(レンジフードやガス台)、エアコン(フィルターなど)の3つを、100均グッズを使って徹底的にきれいにします。
前号でもお話ししましたが、100円ショップにはどんどん新しい商品が並び、グレードの高いそうじグッズも、100均サイズになって登場します。重曹などのナチュラル系洗剤やカビ取り剤など、そうじに必要なものは何でも揃います。大そうじを始める前に、まずは100円ショップをのぞいてみてください。
キーワードは
「100均」と
「ほったらかし」
ボクはズボラな人間なので、どうやれば作業量を減らして、負担なくラクにきれいにできるかを考えます。そこで生まれたのが、〝ほったらかし〞そうじ術です。
例えばキッチンのレンジフードの換気扇やガス台の五徳などについた油汚れ。これらはシンクに湯を張り、そこに過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム=酸素系漂白剤)を溶かして漬けておくだけ。これは「オキシ漬け」と呼ばれています。アメリカ生まれの万能クリーナー「オキシクリーン」(過炭酸ナトリウム)を溶かして漬ける方法がSNSで話題になり、そこから「オキシ漬け」という言い方が広まりました。今回使うのは、もちろん100均の過炭酸ソーダです。
この方法、今回はキッチンで行いましたが、風呂場でも使えます。バスタブに湯を張って過炭酸ソーダを溶かし、そこに皮脂汚れやぬめりが気になる桶や椅子、浴槽のふた、シャンプーラックなどを放り込んで〝ほったらかす〞だけ。排水口まできれいになるので、ぜひ試してみてください。