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ご当地スーパーの最先端

BLΛNDE 研究学園店[茨城県つくば市]

写真=中田 昭 文=エイジャ

茨城が地盤のスーパー、カスミが展開する新業態、BLΛNDE。
業界内でも評価が高いという最先端のスーパーは、どんな所なのでしょうか。
菅原佳己さんと出かけました。

スーパーの要、生鮮品は
魅せるディスプレイで
昭和の時代から研究学園都市として発展してきた茨城県つくば市。2005年に開通したつくばエクスプレス沿線を中心に、現在も街づくりが進められ、暮らしやすい環境を求めて新しい住民が流入。人口は増加中だ。

つくばエクスプレスで秋葉原駅からおよそ50分の研究学園駅。そこから車で5分ほどのところに、BLΛNDE研究学園店がある。オープンは2022年2月。今回、菅原さんに教えてもらったご当地スーパーの中でも新しい、業界のトレンドを体感できる最先端スーパーなのだ。

お店の入口で菅原さんと待ち合わせて早速店内へ。入口を入ってすぐの壁面にはレタスなどのサラダ用の葉野菜がぎっしり並び、「活きているレタス」の文字が。「見てください、根っこがついたまま! 茨城産だから新鮮そのものですね」と菅原さん。リーフレタスが、野菜というより植物のように販売されている。サボイ(ちりめんキャベツ)やケールなど、ちょっと珍しい茨城産野菜も並んでいる。

精肉売り場では対面販売コーナーが広くとられている。上質な肉を少しだけ食べたいという人にも、部位や産地を相談しながら買えるのが魅力だ。

続いて鮮魚売り場には、全国各地の漁港から直送された魚が市場のようにディスプレイ。この日は鹿島沖のオニカサゴやマゴチ、島根産のアオリイカ、北海道産の大きなサメガレイなどが並んでいた。ここで菅原さんがサメガレイについてお店の人に質問。カレイの仲間としては脂が多く、塩焼き、煮つけ、フライでもおいしいらしい。

センスよく盛り付けられたお造りを見ながら寿司の売り場へ。美しい握りだなと感心していると、「キャリア25年の寿司職人が握っているんです。だからほら、コハダにもきれいな細工がしてありますよ」と菅原さん。確かにネタのコハダにさりげない細工がほどこしてあり、高級感を醸し出す。スーパーの店先で職人の技と出合えるのだ。

(ノジュール2023年8月号からの抜粋です。購入希望の方はこちらをご覧ください。)
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