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花をたどるように、海沿いをぐるりドライブ

房総半島【千葉県】

文=大滝慶子 写真=清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)

温暖な気候に恵まれた房総〈ぼうそう〉半島。
花のまちとしても知られる館山〈たてやま〉市からスタートし、
道路脇の菜の花を追いかけるように海沿いを車で走り、
色とりどりの花で埋め尽くされる南房総市のお花畑を目指します。
海と花の美しい競演を楽しみましょう。

海と菜の花を眺めながら
館山の観光地を巡る
東京からほど近い場所にありながら、美しい海岸と里山の風景、その両方を楽しむことができる房総半島は、冬でも比較的温暖な気候に恵まれ、1月から3月の早春の時期には春の花が次々と開花する。今回の旅では、房総半島の南側を巡る。

まずは千葉の県花でもある菜の花を目当てに、JR館山駅から「房総フラワーライン」を目指す。房総フラワーラインは、半島の先端部の海岸沿いをぐるりと通る道路の愛称で、館山市の下町交差点から相あいの浜はま交差点までが第1フラワーライン、相浜から南房総市の和田町までが第2フラワーラインとなっている。第1フラワーラインのうち、伊戸から相浜までの6㎞は『日本の道100選』に選定されている。その道路沿いには菜の花が植栽され、例年1月下旬頃から2月にかけて見頃を迎える。パステルカラーの菜の花ラインに沿って爽快なドライブが楽しめる。

(ノジュール2021年2月号からの抜粋です。購入希望の方はこちらをご覧ください。)
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