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東京の真ん中で時間旅行

皇居と東御苑を歩く

文:黒澤 彩 写真:桑田瑞穂

東京駅からほど近く、クロマツの点在する芝生の広場と、江戸城のたたずまいが残る濠や城門に囲まれた皇居。
歴史と自然が凝縮した皇居と東御苑をガイドさんと一緒に歩きます。
数々の歴史の舞台となった建築物や遺構を間近に、一日散策を。

皇居参観は
桔梗門からスタート

空が高い秋晴れの朝。皇居、桔梗門〈ききょうもん〉へとやってきた。事前に申し込んでおいた一般参観のガイドツアーに参加するのだ。都内に暮らし、内濠の周りは何度となく通っていても、なかなか訪れる機会がなかった場所。そもそも、新年や天皇誕生日のような一般参賀以外の日に皇居に入れることすら今まで知らなかった。

参観は、事前受付と当日受付とがあり、桔梗門の前には当日受付を待つ人たちの行列ができていた。外国人の観光客も大勢来ていて、ずいぶん人気があるようだ。門の前で受付を済ませ(身分証明書が必須なので忘れずに)、まずは休み所になっている「窓明館〈そうめいかん〉」という建物へ。

ここでビデオを見て、ツアーの注意事項や皇居の歴史・概要などの説明を受ける。驚いたことに、英語、中国語、スペイン語など8カ国語に対応しているのだとか。さまざまな国からの参加者が、各言語のガイドさんについて続々と出発していくのを待っているあいだ、売店で菊の御紋入りの記念品、みやげ物を見たりしつつ、いざ出発!

約1時間15分かけて、宮殿を中心とする2・2㎞を歩くコース。まずは国会議事堂のモデルになったという旧枢密院〈すうみついん〉(現在の皇宮警察本部)を横目に見ながら、石垣の上に立つ「富士見櫓」へ。

ここは江戸城本丸の南の端にあたり、三重屋根の櫓としては唯一現存するもの。

(ノジュール2019年11月号からの抜粋です。購入希望の方はこちらをご覧ください。)
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