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東京

海外ベーカリーの
日本1号店が一堂に

文=丸茂健一(ミニマル) 写真=キムラミハル

海外の雰囲気を味わえる上陸系ベーカリーを数多く探せるのが東京の魅力。
フランス、ベルギー、イタリア発の人気ベーカリーで本場の味を楽しみましょう。

街に溶け込むフランス
伝統のブーランジェリー
フランス語が掲げられた店頭に近づくとうっとりするような甘いバターの香りが漂ってくる。テラス席には、常連客らしい外国人の姿もちらほら。ここは、大使館員が多く住む港区麻布台〈あざぶだい〉にあるメゾン ランドゥメンヌ。店内に並ぶバゲットを眺めているだけで、パリの街角に迷い込んだ気分になる。

海外発トレンドの玄関口・東京ならではのパンの楽しみ方ーそれは、本場フランスをはじめとする上陸系ベーカリーの日本1号店めぐりだろう。

東京における海外ベーカリーの代表格といえるのが、今や日本全国に店舗を展開するメゾンカイザーだ。日本1号店となる高輪〈たかなわ〉本店がオープンしたのは、2001年のこと。カリスマパン職人の人気店の上陸は、パン好きの間で大きな話題となった。ただ、当時はメロンパンやカレーパンが大ブームで、訪れる客から「メロンパンはどこ?ロールパンもないの?」などとよく聞かれたという。

創業者エリック・カイザーが理想としたのは、19世紀以前に行われていたフランスの伝統的な製パン法を日本という異国で実現すること。こだわりの商品群は、じわじわと人気を呼び、本場パリさながらのクロワッサンやバゲット、ハード系のパンが並ぶ“ブーランジェリー”が東京の街にも浸透していく。

外装はすっかり変わったものの、高輪本店は今もオープン当時と同じ場所にある。決して広くはないが、百貨店に入っている系列店舗と比較すると品数は多く、常時50種以上のパンが並んでいる。定番人気は、バゲットモンジュやクロワッサンのほか、生地にホワイトチョコチップを練り込んだデリスブランなど。週末は行列&売り切れ必至なので、商品揃っている午前中に訪れるのがおすすめだ。

(ノジュール2021年11月号からの抜粋です。購入希望の方はこちらをご覧ください。)
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